今回の青森旅一番のハイライトは、津軽鉄道ストーブ列車。
津軽鉄道は、日本最北の私鉄。
青森から五所川原へ向かうと、辺り一面雪景色。
それでも、例年より雪が少ないとか。
駅の窓口で切符(硬券!)を購入。
いざ、列車へ。
4両編成の後ろ2両がストーブ付きの客車。
昭和20年代に製造された客車は、レトロ感満載。
車内は懐かしいボックスシート。
車内に2つ設置されているストーブ正面の席は、かなり暑くなるという情報あり。ストーブ隣の座席を確保。
いよいよ出発。
列車は自転車並みのスピードでのんびりと一面の銀世界を走る。
燃料の石炭がストーブとなりに。
名物のスルメイカは、車内販売で買うシステム。
日本酒は事前に四合瓶を仕入れてるので、準備万端(笑)
アテンダントのお姉さんが、順番にスルメを焼いてくれて、席まで持ってきてくれる。
細かくカットしてくれているので、これをアテに日本酒で乾杯。
車窓の雪景色を眺めながら、スルメと日本酒。
あー、幸せ。
最高峰の乗り鉄旅だな。
太宰治ゆかりの金木駅に到着すると、団体客を中心にどっと下車。
混雑していた車内も空いてきた。
津軽弁が素敵なアテンダントさん曰く、ストーブ列車は老朽化が進むこの2両のみで、新しい車両は規制で造れないとか。
これを大事に修理して使い続けるしかないみたい。
のんびり45分かけて、終点の津軽中里駅に到着。
味わい深い乗り鉄旅でした。
ストーブ列車は30分後に折り返すようで、列車をお見送り。
ストーブ列車は1日に3往復運行しているようです。
いつまでも、健在でいてほしい日本の文化遺産ですね。
往復で飲んでたら酔っぱらいそうですが(笑)
今度は、桜の季節に乗りに行きたい。ストーブじゃないけど。