恒例のワセダ対関東学院の春オープン戦。観戦は4年連続。今年の会場は、自宅からはクルマじゃないと近くて遠い三ツ沢グラウンド。一昨年の大敗の悪夢がよぎる(笑)。関東は昨年度の大学選手権決勝戦からほとんどメンバー変更がなく、今年はワセダが相当苦戦するのでは(しかも、Aはキャプテン佐々木隆道がケガで出場せず)と予想していたが、A・Bチーム共に予想を裏切る完勝であった!
Aチームの序盤は関東ペースだったが、後半に入るとずっとワセダペース。互いにDFが良くなかなかトライに結びつかなかったが、セットプレーは安心できた。スクラムは互角ないしワセダが若干優位、ラインアウトは完全に制圧、1対1の強さは関東が若干強いがそれを上回る集散の速さ。今日はフォワードの踏ん張りに尽きる。
目立っていたのはルーキーの豊田。非常に柔らかい動き。ラインアウトの核になっており、敵ロックにほとんど仕事をさせていなかった。期待大。課題は今年もハーフ団かな。堅いディフェンスで、相手のエース有賀、北川智にほとんど仕事をさせなかった点は立派。後は、オフェンス時のコミュニケーションがもっと良くなると、トライ量産に結びつくのではないだろうか。
Bチームは後半の動きが非常に良かった。最後勝負が決まってから2本トライを取られたのはいただけないが、今年もBはジュニア選手権優勝の最有力と思われる。
それにしても、湿度が高くて暑かった。選手は大変だろうな。湿度の高い屋外でビールを飲むと、なんか頭が痛くなってくる。帰りはバスに乗るまでがこれまた大変。来年は秩父宮開催にしてほしい。すっかり定番の好カードなのだから。