赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

早慶戦アゲイン


大学選手権2回戦は2年連続でクリスマスの早慶戦アゲイン。


立ち上がりからワセダの気合が凄かった。今シーズン一番の立ち上がりではないでしょうか。なんといっても久々復帰の首藤が魅せてくれました。いきなりタッチライン際を華麗に激走して先制の弾丸トライ。去年の大学選手権決勝を彷彿とさせる見事なトライでした。大一番でいきなり大仕事をしてしまうところ、首藤君、さすがです。役者が揃ってきましたね。


これで勢いに乗ったワセダは終始優位にゲームを進め、前半を終えて28-5。とにかくボールの動かし方がリズミカルで速い。第一試合の関東学院対東海戦を観た後だけに、ワセダの“高速アタック”ぶりが異常に目立ちました。この日のゲームは前半でほぼ勝負が決した気がします。




後半もFW拘りのトライで33-8になった後はややペースが落ち、ここから慶応の反撃を受け、残り20分で11点差。しかし、ここからは負けないラグビーにシフトチェンジ。フォワード前面の展開で、ラスト15分近く、ゴール前に慶応ディフェンスを釘付けする試合運びで慶応をじわじわと追い詰める。慶応の度重なるペナルティ(反則の仕方が露骨な気もしましたが…)の前に、最後フォワードでトライを取り切れなかったのはちと“不完全燃焼”な気もしましたが、「勝つ試合運び」を実践するあたり、したたかですね。


一方の慶応、後半になってからは球際に強いプレーが本領発揮。耐えて耐えての粘りのディフェンスがすばらしかった。ラスト20分は、まるで往年の早明戦のようでしたね。ワセダがメイジで、慶応がワセダですが(笑)。


しかし、組み合わせのいたずらなのか、毎年正月前に好カードが多すぎて残念です。慶応は毎年好感の持てるチームなだけに、せめて別ブロックにいてほしかった。どうせなら、準決勝で慶応対関東学院戦になってほしかったなあ。法政、明治も敗れて、お正月の国立はいずれも東西対決になりました。


さて、次の準決勝は京産大戦。2試合連続の逆転勝ちで勢いに乗ってそうですね。フォワードに自信を持っているチームのようですが、フォワードで徹底的に粉砕して、9年前の石川組の悪夢を払拭してほしい!あの時は大畑君には走られるは、フォワードは蹂躙されるは、やられ放題だったからなあ…。さあ、あと2つです!




早稲田大学33-22慶応義塾大学


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