続いての温泉は、ちょっくらニセコまで。以前から攻略目標だった秘湯の宿 新見本館へ。5月に行った時は岩内方面からのアクセスが冬季閉鎖のため行けず。今回は蘭越の方から向かいました。
白樺の原生林を抜けて現れた目的地は2件宿があるだけ。秘境です。今回は新見本館の方へ。鄙びた雰囲気ただよう旅館。露天風呂は清掃中のため入れませんでしたが、第1浴場の内湯は風情満点。窓が大きくて日光が差し込んでくるこの感じ、たまらん(笑)。平日の昼間だったせいか、お客さんは自分を含めて3名のみ。途中からは貸切状態。
お湯は無色透明無味無臭ですが、高温でかなりパワフル。もちろんあふれる勢いで源泉かけ流し。慣れるまで結構ヘビーなお湯です。ニセコ湯本温泉郷の硫黄泉や食塩泉とは泉質がぜんぜん違う。なんていうか、非常に「硬派」なお湯。蒸気風呂もかなりの暑さでよかった。天然のサウナとはこのこと。総じて、ここのお湯は、のんびり長湯するというよりは、お湯と真剣勝負する感じでしょうか。内湯から外を眺めると深深とした森。お湯以外は何もない、シンプルで潔い湯治場的雰囲気の温泉。日帰りではもったいない、玄人好みの温泉でした。
秘湯の宿 新見本館
磯谷郡蘭越町字新見1
TEL:0136-57-5231