赤・黒・黄色日記

人生はワセダラグビーと阪神タイガースと居酒屋と旅と温泉とカメラとイタリア車。基本日々の食べ歩き飲み歩きを記録してます。

いぶし銀片岡の引退


片岡篤史の引退試合。中日との今シーズン最後の直接対決かつ最後の甲子園だったが、片岡自らのタイムリーも飛び出し快勝。引退試合に花を添えました。


タイガースでの5年間は、期待していたほどの活躍ではありませんでしたが、01年のFAで涙の阪神入り表明、03年の優勝を決めた甲子園広島戦での起死回生の同点ホームランは印象的だったなあ。


片岡が在籍した5年間は、振り返るとタイガースが“ダメ虎”から“猛虎”へと変革していく激動の時期でした。引退セレモニー後、涙するタイガースの若い選手達、そして阪神・中日の両ナインから胴上げされる彼の姿を見て、片岡の人望の厚さを感じ胸が熱くなりました。個人的には、04年までの応援歌、♪リフォーム〜のファンファーレが好きでしたが、もう聴けないのが残念です。お疲れさまでした。


話はかわって、北海道日本ハムパリーグ制覇おめでとう!新庄の引退宣言からあまりにも出来過ぎでドラマティックな優勝だよなあ。


最後に、ソフトバンクの斉藤和。彼がこのプレーオフで最も印象に残る選手。
2試合連続でわずか1失点の悪夢のような完投負け。味方の援護のない中、日本ハム打線に2塁も踏ませない鬼気迫るピッチング、あまりにも凄すぎる。サヨナラ負けの後、ズレータカブレラに抱えられながらマウンドを去る斉藤和の姿は観ていて痛々しかった・・・フィクションの世界でもありえないほどの悲劇のヒーローぶりです。ダルビッシュとは180度違う悲壮感の世界。彼こそが平成の村山実だな。


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