盛岡在住の学生時代の友人に、盛岡にて久しぶりに再会。向かうは、盛岡の三大麺のひとつ、じゃじゃ麺の名店 白龍(パイロン)。
ほぼ10年ぶりの再訪。昭和の面影が色濃く残る味わい深い一角、10年前とまったく変わってません。
食すのはもちろんじゃじゃ麺。この後冷麺をハシゴするため、サイズは小で。小・中・大の3種類のラインナップです。
柔らかめに茹でたうどんのような太麺の上に載っているのは、キュウリ、ネギ、肉味噌。お好みでラー油、ニンニク、酢をかけて、ぐちゃぐちゃっとかき混ぜていただくのが、正しいじゃじゃ麺のいただき方。
一心不乱にかき混ぜてから、いざ一口。実にジャンクな味。B級感全開。何とも不思議な味わいは健在。見た目もかなりシュール(笑)。
食べ終わると終了ではないのが、この店の流儀。テーブルの上にある生玉子をじゃじゃ麺の皿に割り、これまたぐちゃぐちゃとかき混ぜてから、カウンターに持って行き、ちいたんたん!と声をかけると、麺の茹で汁をかけて、肉味噌を落としてくれます。
これが、ちいたんたんと呼ばれる玉子スープの出来上がり。こういうの、好きだなあ。
一皿で二度楽しめるという、なんとも不思議なメニュー。それがじゃじゃ麺。
東京ではお目にかかれないご当地ソウルフード。店の雰囲気を含め決して万人向けの味ではありませんが、ご興味ある方は、盛岡にお越しの際に是非トライアルしてみてくださいませ。
ちなみに、盛岡三大麺は、わんこそば・冷麺・じゃじゃ麺だそうです。
白龍(パイロン) 本店
盛岡市内丸5-15
TEL:019-624-2247