10年ぶりぐらいの再訪ですが、驚くことに、お店の佇まいがまったく変わってません。ここだけ時代が止まってるわ。
煤けている、ていうかボロボロの店内も、そしてカウンターに陣取るオヤジさんも全然変わってない。リアクションの取りにくいギャグ連発もまったく変わってない(笑)。
カウンターに座って、まずは上タン塩からスタート。お店の雰囲気からは想像つかないクオリティです。
付け合せのキャベツが、どーんと鎮座。串カツ屋さんみたい。
そして、霜降りぶりがすんごい上ロース。脂ギッシュですが、さっと焼くと意外や意外、上品な味。これも美味いなあ。
そして、お待たせの同心亭名物、ハラミ。
ここのハラミは、なんとグラム単位での注文というのが面白い。
オヤジさんが、ハラミの塊を目の前のガスロースターにどーんと載せて焼いてくれます。
そして、お約束。謎のアルコールを振りかけてフランベ。勢いよくファイヤー!!!炎に包まれる肉塊が実に美しい。
さて、この塊肉を適度なサイズにカットしてくれ、皿に盛られて出てきます。見事に「ハラミのタタキ」状態。
この後、各自の好みの状態に焼いて、ようやくハラミにありつける、というシステムなわけですが、久々に体験するハラミ・エンタテインメント。やっぱ興奮するなあ。
肉の繊維を噛み千切る醍醐味が味わえます。塩でもタレでもお好みで。
店構えからしてヒジョーにハードル高めではありますが、ここに来たらハラミ・エンタテインメントは、マストでしょう。
まだまだ食べたいところですが、他の予定もあるので、この辺で。てか、すでに食べ過ぎですね(笑)。
同心亭
大阪市北区同心2-15-25
TEL:06-6358-5991